中居正広氏に関する重大な発言が波紋を呼んでいる。ダレノガレ明美が、彼の反論内容について鋭く指摘した。問題となっているのは、中居氏が自身を擁護する際に用いた「古い考え方」で、性暴力の定義に対する見解だ。
ダレノガレは、WHO(世界保健機関)が定める最新の性暴力の定義を引用し、相手の同意のない性的行為は全て性暴力であるとの見解を示した。中居氏は、1月9日のコメントで「手を上げる暴力は一切ない」と反論したが、この発言自体が時代遅れであるとダレノガレは指摘する。
「暴力とは何か」という問いに対し、彼女は「難しい」と率直に述べた。酔った状態での同意や、その後の記憶の有無が性暴力とされるケースもあり、法的な境界線が曖昧であることが危惧される。さらに、ダレノガレは中居氏の反論が遅かったことにも言及し、早期の対応が求められていたと強調した。
中居氏は3月31日に公表された第三者委員会の報告書を受けて、自身の立場を明確にする必要があったと考えているようだ。しかし、ダレノガレの指摘は、現代における性暴力の認識の重要性を再認識させるものだ。今後、この問題がどのように展開されるのか、注目が集まる。