女優の永野芽郁が、ラジオ番組に出演しながらも、最近浮上した俳優田中の不倫疑惑について一切触れず、主演映画のPRに専念したことが話題となっている。彼女は12日深夜に放送された「オールナイトニッポンX」に出演し、映画「カクカクしかじか」の宣伝を行った。放送は、田中の不倫疑惑が週刊文春に報じられた後、初の公の場となったが、永野はその騒動には触れず、映画への思いを語ることに徹した。
番組の冒頭で深く息を吐き、「気合いを入れてスタート」と発言した永野は、映画が多くの人に届くことを願うと語った。彼女の姿勢は、ネット上で「このまま舞台挨拶にも出る気だ」と受け取られ、観衆に対して挑発的とも解釈されている。永野は以前の放送で、自身の行動には節度を持つと誓ったが、その後の沈黙が続いている。
さらに、映画の初日舞台挨拶は16日に東京・丸の内ピカデリーで2回予定されており、チケットは一般販売開始からわずか3分で完売した。永野のラジオでの映画PRは、ある種の「宣戦布告」と捉えられる一方、騒動に対する説明責任を果たしていないとの批判も集まっている。ネット上では、「何様?」や「逃げるだけならテレビにも映画にも出てくんな」といった厳しい意見も寄せられており、ファンや視聴者の反発を招いている。
一方で、永野は映画の成功を願い、作品に込めた思いを強調しているが、その姿勢が果たして支持を得るのか、今後の動向が注目される。特に、舞台挨拶での発言や態度が、彼女のイメージや今後の活動に大きく影響を与える可能性がある。疑惑に対する正直な説明が求められる中、永野の真意は依然として不透明だ。