中居正広が新たに弁護団を結成し、フジテレビの第三者調査委員会に対抗する姿勢を見せている。これはまさに「今更」と言うべき動きであり、事件の終息を迎えたかに見えたこの問題が再燃する兆しを見せている。
新たに弁護団の長として名を連ねたのは、長さはみち子弁護士。彼女は過去に大塚家具のお家騒動で娘側に立ったことで知られ、彼女の関与がこの新たな展開にどのような影響を与えるか注目される。中居は、関連する証拠の開示を求める一方、フジテレビ側が持つ証拠を全く提示していないことが疑問視されている。
「今更ガタガタ言い出しても何になるのか」との声も多い中、中居は一方的に「自分は悪くない」と主張し、徹底抗戦の姿勢を見せている。しかし、証拠を隠蔽した過去がある中で、この主張がどこまで通用するのか疑わしい。第三者調査委員会が3月31日に発表した資料では、「性暴力の実態は確認できなかった」とされており、この内容に対する中居側の反論は果たして信憑性があるのか。
また、長沢弁護士が行った聞き取り調査は中居からの一方的な情報に基づいており、その中立性が問われる事態となっている。中居が証拠を消去していたことが明らかになれば、その責任は重大だ。彼の主張が事実であったとしても、フジテレビの第三者委員会との対立は避けられない。
この騒動は、芸能界における性暴力問題を再び浮き彫りにし、さらなる波紋を呼ぶ可能性が高い。中居正広とフジテレビの未来は、今まさに火花を散らす状況にある。これからの展開に目が離せない。