2024年5月18日、大阪府枚方市で発生した衝撃的な殺人事件。26歳の男、西光勝容疑者が、恋人で19歳の女子大生Kさんを殺害したと自ら通報した。事件は、彼が無惨にも彼女の命を奪った後、まるで何事もなかったかのようにデリヘルを呼び出したという、その異常な行動に衝撃が走る。彼は愛していたと主張し続けたが、その実態は自己中心的なプライドのための凶行だった。
事件当日、西光はKさんと共にタワーマンションを訪れ、引っ越しの準備をしていた。しかし、その背後には彼女の命を奪う計画が潜んでいた。西光は、彼女の髪を溶かすふりをして近づき、突如として包丁を突き刺した。Kさんが絶叫し、抵抗を試みるも、致命傷を負った彼女は二度と声を上げることはなかった。
事件後の彼の行動は異常そのものであった。Kさんの遺体を置いたまま、リサイクルショップで彼女のパソコンを売却し、食事を摂った後にデリヘルを呼ぶという信じられない行動に出た。警察への通報も、彼の自己保身のための計画の一部だった。
西光は、警察に対しKさんとの同意の上での殺人を主張したが、検察はその言い訳を一蹴。彼女の遺体には自己防衛のための傷が62箇所もあり、同意殺人の証明は不可能だった。彼の行動は、愛情ではなく、自己のプライドを守るためのものであったことが明らかになる。
このような残酷な事件が、若者たちの未来を奪うことに対する警鐘となることを願う。2025年2月、裁判で下された判決は懲役22年。西光は40代の後半で社会に放たれることになる。彼の嘘と偽りの中で、Kさんは19歳という若さで命を奪われ、その未来を奪われた。彼女の無念を思うと、胸が痛む。若者が騙されることは恥ではないが、決して許されることではない。この事件が教訓となり、二度と同じ悲劇が繰り返されないことを願う。