清純派女優として知られていた永野芽郁(25)の二股不倫疑惑。報道されて以来、彼女が初めてこの件について口にしたのは、4月28日深夜の『永野芽郁のオールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送)への生出演だった。番組の冒頭で永野は、 ■【画像】田中圭との“ハロウィン自宅デート”の日に撮影した動画を永野芽郁がインスタに堂々投稿 「誤解を招くような軽率な行動をしたこと、心から反省しています。今後はこのようなことが二度とないように節度をもった行動をしていきます。申し訳ありませんでした。これから皆さんの信頼を取り戻せるように頑張ります」 とコメント。その後は通常運転のトークを繰り広げるなか、“やはり”母とのエピソードに触れる瞬間があった。 永野が既婚者である俳優・田中圭(40)と、連続ドラマ『キャスター』(TBS系)で共演中のキム・ムジュン(26)と同時並行で“深い仲”になっていたのではないか——という疑惑が伝えられたのは、4月24日発売の『週刊文春』(文藝春秋)の記事だった。 同誌の取材に対し、永野の所属事務所は、田中やムジュンとの関係について、2人とも自宅に来たことがあることは認めながらも、いずれも永野の母親が在宅していたときで、交際等の事実はないと回答。田中やムジュンの事務所も、永野の母親が一緒にいたことを報告しつつ、恋愛関係を否定した。しかしSNS、ネットでは、あまりにも母親の存在を強調した説明に、違和感をおぼえる声が続出していたのだ。 「文春によると、永野さんは深夜に泥酔した田中さんを受け入れているわけですが、永野さんと田中さんの事務所は、母親がいれば“男女の関係”にもならないと暗に示したいわけですね。ムジュンさんについては一晩泊め、翌日永野さんだけが仕事に出かけ、夜8時ごろに帰宅するまで永野さんの家にいたというのですが、となるとムジュンさんは永野さんの母親とずっと一緒にいたことになります。こうなると、もはや母親公認ともいえるレベルですよね……。 いずれにせよ今の永野さんにとって、母親こそが疑惑を打ち消してくれるキーパーソンであり、生命線ともいえます」(ワイドショーデスク) 気になる永野と母親の関係だが、永野がこれまで、ことあるごとに母親にベッタリな生活を明かしていたのは事実だ。 報道が出る直前の4月21日放送の『オールナイトニッポンX』では、仕事が忙しい時は母親が食事づくりに来てくれることを明かしていた永野。先の28日の放送では、山派か海派かという話題で、永野は母親と母親の友だちと高尾山に登った時、ゆるめのコースで達成感を得られたうえに筋肉痛になったため、山には向いていないというトークを展開した。 「永野さんは3歳年上のお兄さんとお母さんの母子家庭育ちで、それは永野さん自身がテレビ番組で語っています。2022年7月1日放送の『A-Studio+』(TBS系)で顔を隠したお母さんがVTR登場した際には、そのスキニーパンツ姿のすらりとした体型に、《永野芽郁母スタイル良すぎて二度見した》という声が上がるほどでしたが、このお母さんがとにかくアクティブ。永野さんもサーフィンや登山など、さまざまな体験をしたようです」(女性誌編集者) 22年に出演した『日曜日の初耳学』(TBS系)では、永野は別なエピソードも明かしていた。小学3年の時に永野がスカウトされた際、当初は“簡単な世界じゃないよ”と釘を刺したという。ただ永野がバラエティ番組に出たいといい、母も支援を決意。ただし子どもだとしても“仕事”として臨むからには厳しさも教えていたようで、永野が弱音を吐くと、“あなたが働くことによってお金をいただいてるから、やるべきことをやらないといけない“と諭してきたのだそうだ。
■永野が語っていた「結婚観」の”変化”
そんな母が娘に“逃げてもいい”と声をかけたのが、永野が18歳のときにヒロインを務めた連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)の撮影時のことだ。 『A-Studio+』では、多忙とプレッシャーで押しつぶされそうになる永野に、母が「私も一緒に逃げるからそんな気にすんな。あんた壊れたらアカンよ」と声をかけていたことが明かされ、永野が涙する場面があった。 「永野さんの母は出演作はすべてチェックしていて、朝ドラの時も放送後には親子で”反省会“をしていたとのこと。永野さんの理解者であり良い相談相手で、永野さんも2019年2月の『カルピス ブランド100周年』新CM発表会で“大切にしていること“を聞かれた際、“大切なのは母との時間。いろんなことを最初に報告するのは母ですね”と回答。永野さんが誰よりもお母さんの感想や意見を聞きたいという姿勢がうかがえましたね」(前出の女性誌編集者) 母を敬愛して止まない永野は、16年5月9日に更新したブログで、母の日に関連して、 《ママはすごく強くて でもその強さが心配になる時もあって 私よりも何倍も何十倍も大変なのに 手を抜かずに全力で頑張ってて めっちゃかっこよくて やっぱり私の憧れの人》 とつづっていた。なお両親は離婚したそうだが、自身の結婚願望について永野は、19年の『新春しゃべくり007 4時間半SP』(日本テレビ系)では「早くしたい」としていたものの、22年の『ボクらの時代』(フジテレビ系)では「30代ぐらいで結婚出来たらいいなぁとは思ってます」と余裕をもった答えに変化している。 その間に何があったのか——。 前出の女性誌編集者は言う。 「21年5月号の女性誌『ar』(主婦と生活社)のインタビューで語ったところにヒントがあるかのもしれません。永野さんは同インタビューで、《相手は至って普通なのに、勝手にこちらが期待して裏切られた気持ちになることがあるけれど、それは期待した自分が悪い》と人間関係を俯瞰する見方をしていることを示唆。そう思うようになってから、気持ちが格段に楽になったと明かしています。さらには、《“自分勝手な欲”は、手放した方がhappyになれる》とも語っています。 21年といえば、永野さんと田中さんが初共演した映画『そして、バトンは渡された』が公開された年です。“自分勝手な欲”が恋愛に直結するのかどうかは不明ですが……この頃、永野さんの内面が大きく変化した可能性がありそうですね」 永野の恋愛模様を、母はどう見守っているだろうか——。