「大谷選手と同じレジデンスエリアでハワイ旅行を満喫」──そう謳うのは、ドジャース・大谷翔平(30)の別荘を扱う日本の不動産仲介業者の広告だ。4月19日(日本時間20日)、大谷がInstagramで真美子夫人(28)が第1子となる女児を出産したことを発表した。インスタには「Welcome to tha Ohtani Family!(大谷ファミリーへようこそ!)」と記し、娘の小さな小さな足の写真をアップした。これから家族3人とデコピンの新たな生活が始まるが、一家がオフシーズンを過ごす場所でちょっとした異変が起きている。 【写真】“観光地化”の危機がある大谷のハワイ別荘…出産直前の真美子さん「ゆったり服」写真も
昨年4月、大谷がハワイ島の高級リゾートに別荘を購入したと報じられてからはや1年。大谷と妻・真美子さん(28)が、オフシーズンの拠点となる「ウィンターホーム」として購入したとされる、ハワイ島の高級リゾート「マウナケアリゾート」。その開発を手がける不動産会社のウェブサイトには、《MVP受賞の大谷翔平選手がウィンターホームを建設中です》と記され、大谷がこうコメントを寄せている。 〈ここは特別な場所。そして、もうすぐ我が家となる場所〉 「今年1月には、リゾートの着工式に大谷選手と真美子さんが出席。大谷選手はリゾートのうち最も高級な開発エリアの一区画を購入しています。14の区画がありますが、まだ半数程度の区画が販売中と見られています。 大谷はもともとプライベートで定期的に訪れるほど、ハワイ島が好きでした。現在第一子を妊娠中の真美子さんですが、家族とともにオフシーズンの“癒しの時間”を過ごすとみられている」(在米ジャーナリスト、以下同) そうしたなか、不動産会社は営業活動を進めているという。
「ドジャースの開幕戦“東京シリーズ”があった今年3月には、大谷選手の来日に合わせ、不動産会社側も東京で説明会を実施。『文春オンライン』によれば、担当者は『購入者は年に一度、大谷選手と食事ができる』などと話していたと言います。 不動産会社と大谷選手の間でそのような契約が結ばれていることが事実なら、すごい話ですが……公表はされていないので、担当者が交渉中の情報をリップサービスで口にしたのか、真相はわかりません」
足並みは揃っているのか
さらに今年、日本の仲介会社によってリリースされた同不動産会社の発表内容には、日本のハワイ観光客に向けた情報があった。リリースには、このようにある。 《(物件は)貸し出しすることが可能になっています。実際にレンタルに出される物件はかなり限られてくると思いますが、大谷選手と同じレジデンスエリアでハワイ旅行を満喫できるとなれば、日本人観光客からの注目度は非常に高くなるのではないでしょうか》 「この不動産会社は、こういった物件のレンタルに関する情報をこれまで発信してこなかった。セレブが購入するならまだしも、不動産会社が謳うようにレンタルされた物件に観光客が多く訪れることになれば、“観光地化”してしまい、大谷選手や真美子さんが求める『心静かな環境』から程遠くなるのではないでしょうか。 1月の着工式の際にも、大谷選手と真美子さん、愛犬のデコピンが映る写真を不動産会社がサイト上で公開し、すぐに削除するという“流出事件”がありました。こうした状況を大谷夫妻はどこまで理解しているのか」 オフシーズン、大谷と真美子さんの安息は保たれるのだろうか。