俳優の坂上忍が18日放送のフジテレビ系「ザ・世界共通テン!旅好き芸能人密着SP」(午後7時)に出演し、自暴自棄になっていた時期にヒロミから言われた言葉を明かす一幕があった。
30年以上の付き合いがあるヒロミ、さらに丸山桂里奈とともに韓国への旅に出た坂上。移動のバスの中で「ヒロミさんにとって坂上さんとはどんな存在?」と聞かれたヒロミが「年は俺の方が上だけど、芸歴とかで言うと、こいつは50何年やってるわけだからね。そんな芸歴なんて俺は知らないからね。若い時から変なヤツだったのよ。無茶したり。どういう意味か分からないけど『おまえ、死ぬなよ』って言ったことがあるんだよね、若い頃。20代くらいの頃、それはちょっとした知り合いの葬式だったんだけどね」と話し出した。
この言葉を受け、坂上は「『おまえは(死ぬのを)やめろよ』って言われた」と回顧。ヒロミが「(亡くなったことが)みんなに衝撃があったから。それがあったから」と口にすると「役者やってるのと、バラエティーやってるのとで、そこまでの付き合いがあったわけじゃないですけど、うわさ、うわさでお話は耳にしてました。その葬式の席ですれ違い様かな。『えっ、そこに気づく人がいる?』って思った。それが一番でかかった。『あっ、この人、そういうところに目が行く人なんだ』って思って。多分、それだけの付き合いですよ」と本音を吐露した坂上。
その上で「本当に一番、どうでもいいやと思ってた時だから。そうしたら、どうでもいいや風の人が、そんなに関わりがあるわけでもないのに、すれ違い様に『おまえ、やめとけよ』とか言われて。『ああっ!?』って思ったけど、『え~? それ言う? 俺に』っていう」と坂上が振り返ると、ヒロミは「そういうちょっと危ないなんか、それが事故だろうが、なんだろうが生き方としてね。死なないようにいきなさいみたいなことを言った記憶はあるんだよね」と話していた。