山崎育三郎、明日海りお、古川雄大が出演するミュージカル『昭和元禄落語心中』の取材会が行われ、作品への期待が高まっています。山崎は8年前にNHKのドラマでこの作品に出会い、役を通じてミュージカル化の可能性を感じていたと述べました。初日の到来を心待ちにしている彼は、観客がどのように受け止めてくれるのかに胸を躍らせています。
明日海りおは、落語を愛する二人の間に絡む役を演じることについて、自身の演技に楽しさを持ち込むことを目指していると語りました。また、古川雄大は、自身の役である八雲が落語と出会い、葛藤しながら成長していく様子を表現することに意気込みを見せています。
黒羽麻璃央は、物語の中で重要な役割を果たす師匠の弟子として、二人の約束を埋める存在となることを強調しました。中村梅雀は、初めて話の役を演じることに緊張しつつも、演技への情熱を語り、家族の背景が影響していることを明かしました。
稽古場の雰囲気も良好で、キャストはお互いを支え合いながら、壮大なストーリーを3時間以内にまとめるという挑戦に取り組んでいます。チーム全体が楽しむことで、観客にもその楽しさを伝えたいという思いが共有されています。
ミュージカル『昭和元禄落語心中』は、日本のオリジナルミュージカルとして世界に発信することを目指しており、山崎は新しい風を吹き込むことを誓っています。彼は、この作品が日本のミュージカル界に新たな道を切り開くことを期待しており、観客にその魅力を体感してもらいたいと呼びかけました。
この新作がどのような感動をもたらすのか、観客の前に立つその日が待ち遠しい限りです。