アメリカのロサンゼルス近郊で山火事の被害が広がっていることを受けて、ロサンゼルスに本拠地を置く大リーグのドジャースや、NBA=アメリカプロバスケットボールのレイカーズなど12のスポーツチームが、共同で日本円にしておよそ12億6000万円以上を被災者などの支援のために寄付すると発表しました。
ロサンゼルス周辺で相次いでいる山火事は、これまでに24人が死亡するなど被害が広がっています。この被害を受けて、被災者や消火活動に当たる人たちへの支援に役立ててもらおうと、ロサンゼルスに本拠地を置く12のスポーツチームが共同で800万ドル、日本円でおよそ12億6000万円以上を寄付すると発表しました。寄付を行うのは▽大リーグのドジャースやエンジェルス▽NBAのレイカーズやクリッパーズ▽NFL=アメリカプロフットボール▽NHL=北米プロアイスホッケーリーグ▽メジャーリーグサッカーのチームなどで、競技を超えて支援の輪が広がっています。
また、それぞれのチームは今後、アメリカのスポーツのグッズ販売などを手がける会社と連携して、被災者に衣類やスニーカーなどを配るイベントを開催する予定だとしています。今回の山火事ではNBAやNHLの試合が中止され、選手や関係者も被災するなどスポーツ界にも影響が広がっています。ドジャースは「ロサンゼルスのスポーツ団体は、私たちを支えてくれた地域社会に団結して貢献することの重要性を認識している。今後数か月にわたって支援を継続していく」とコメントしています。