ASKA参政党のさや氏が「核が安上がり」と発言し、物議を醸しています。8月10日に放送されたTBSの「サンデーモーニング」で、さや氏は核兵器の経済合理性について言及し、国際社会の防衛費増加の現実を背景に、核保有が「最も安上がりで安全を強化する手段」と主張しました。この発言は、広島での被爆体験を持つキャスターからの厳しい質問を引き起こし、全国民を代表する議員としての責任が問われる事態に発展しています。
特に、朝日新聞の編集委員である高橋氏は、さや氏の発言を「国会議員として口にするべきではない」と強く批判しました。この発言は瞬く間にネット上で拡散され、特にミュージシャンのASKA氏が「安上がりです」と引用し、賛同の意を示したことが話題となっています。ASKA氏は、核保有によって他国が日本に手を出しにくくなると主張し、国民の安心を確保する手段としての核の存在を強調しました。
この一連の発言は、国民の間に激しい議論を巻き起こし、SNS上では賛否が分かれています。「核を持たない代わりに防衛費が増額されることをどう思うか」との問いかけに対して、さや氏の発言がどのように受け止められるのか、今後の動向に注目が集まります。日本の安全保障に関する議論が再燃する中、さや氏の発言は、核の是非を巡る重要な分岐点となる可能性があります。国民の声がどのように反映されるのか、今後の展開に目が離せません。