マクドナルドのハッピーセットに付属するポケモンカードが転売目的で買い占められ、外国人による抗議が殺到している。大阪の店舗では、ポケモンカードがもらえないと返品を要求する外国人の姿が目撃され、周囲の子供たちが悲しむ様子がSNSで拡散されている。
この騒動は、8月9日から11日までの3日間限定で配布される予定だったポケモンカードが、予想を超える人気で瞬時に完売したことから始まった。特に「ピカチュウ」などの可愛いカードが含まれており、ファンは殺到。マクドナルドは公式に謝罪したものの、店舗への在庫確認を控えるよう呼びかけるなど混乱が続いている。
転売ヤーによる買い占めが問題視される中、店舗では「お一人様5セットまで」との制限が設けられている。しかし、実際には大量に購入する人々が後を絶たず、食べきれない量のハッピーセットが廃棄される事態に。Twitterでは、店舗前に捨てられたチーズバーガーの写真が投稿され、食品ロスの問題も浮き彫りになっている。
この状況に対して、ネット上では「子供たちの楽しみを奪う行為だ」との批判が殺到。ハッピーセットは本来、子供向けのものであるべきだが、現実には大人が群がる構図が明らかになり、マクドナルドの戦略が疑問視されている。多くのコメントが寄せられ、「食べ物を捨てるなんて信じられない」との声が上がる中、今後のポケモンコラボに対する期待と懸念が入り混じっている。
この事件は、単なる転売問題にとどまらず、食品業界全体に影響を及ぼす可能性がある。マクドナルドは、今後の施策を見直し、消費者に対する信頼を回復する必要があるだろう。子供たちが笑顔で楽しめる環境を取り戻すための対応が求められている。