人気ダンスボーカルグループ「三代目 J SOUL BROTHERS」のメンバー、今市隆二(38歳)が、タクシー運転手に対する暴行の疑いで書類送検されたことが明らかになりました。これは、2023年4月に東京都内で発生した事件に関連しており、今市は酒に酔った状態でタクシーに乗車していた際、運転手に対して腕を引っ張るなどの行為を行ったとされています。
警視庁によると、今市はタクシーの運転手に対して「殺すぞ」と脅迫した疑いも持たれており、これにより暴行や脅迫の容疑がかけられています。運転手に怪我はなかったものの、今市の行動は社会的に許容されるものではなく、重大な問題として捉えられています。
事件は、今市が飲食店から友人と帰宅する途中に発生しました。彼は酔った状態でタクシーに乗り込み、運転手との間で言い争いが起こった結果、暴力的な行動に出たとされています。今市は「運転手に対して暴言を吐いたが、直接的な脅しではなかった」との趣旨の説明をしていると報じられています。
所属事務所のLDHは、公式サイトで今市の行動について謝罪し、事実関係を確認した上で厳重な処分を行ったことを明らかにしました。具体的には、報酬の減額や自宅謹慎などの措置が取られたとのことです。LDHは、今市の行動が社会的信頼を大きく損なうものであると認識し、再発防止策の徹底に努める姿勢を示しています。
一方、タクシー運転手の弁護士は、今市による暴行や脅迫の事実を強調し、運転手は以前から今市とは面識がなかったことを明らかにしました。また、運転手は金銭目的で被害届を提出したのではなく、事件当日すでに警察に被害を申告していたとしています。この点について、今市側の説明とは食い違いが見られます。
今市隆二の書類送検は、ファンやメディアに衝撃を与えており、彼の過去の行動や酒癖についても再び注目が集まっています。ファンの間では、今市の行動に対する失望の声が上がっており、彼の今後の活動に影響を及ぼす可能性があると見られています。
この事件は、今市の芸能活動にどのような影響を与えるのか、また再発防止に向けた具体的な取り組みがどのように進められるのかが注目されています。今後の展開に関しては、引き続き情報を追っていく必要があります。