茨城県下市で、盗まれた高級車を保管していたとして、無職の藤木正斗容疑者(34歳)ら3人が逮捕されました。警視庁によると、逮捕された3人は、約1000万円相当のレクサスを盗品と知りながら倉庫に保管していた疑いが持たれています。藤木容疑者らは、容疑を否認しており、「当品とは知らなかった」と主張していますが、警察はこの倉庫が高級車を解体し、海外に輸出するための拠点であると見て、さらなる捜査を進めています。
捜査の過程で、今年5月中旬以降、レクサスなど約20台の高級車がこの倉庫に搬入されていることが確認されました。これにより、警視庁は組織的な盗難車両の処理が行われていた可能性が高いと判断しています。藤木容疑者らの逮捕は、盗難車両の流通を阻止するための重要な一歩とされており、今後の捜査結果に注目が集まっています。
高級車の盗難は、近年増加傾向にあり、特にレクサスなどのブランドは狙われやすいとされています。警視庁は、盗難車両の発見とその背後にいる組織の摘発に向けた取り組みを強化しており、一般市民にも注意を呼びかけています。今回の逮捕は、こうした取り組みの一環であり、今後の展開が期待されます。