ロサンゼルス・ドジャースがナショナルリーグ西地区で首位を維持している一方で、チームの負傷者続出に対する批判が高まっている。特に、今シーズンのドジャースは、開幕から8連勝を飾ったものの、その後は32勝27敗と平凡な成績に落ち込み、期待されていた圧倒的な強さが影を潜めている。この状況に対して、米メディアは「自業自得」と厳しい評価を下している。
CBSスポーツのマイク・アクシュマン氏は、ドジャースの負傷者の多さは今に始まったことではなく、改善を求める声が強まっていると指摘した。ドジャースは高い能力を持つ選手を獲得する一方で、負傷のリスクを受け入れるケースが多いことが問題視されている。特に、ハイラーグラス投手や佐々木朗希投手、ブルスダー・グラテロル投手、ブレーク・トレイなど、過去に長い負傷歴を持つ選手が多く在籍している。
アクシュマン氏は、ドジャースがグラスノ選手のような選手をトレードで獲得する際には、220イニングを期待することは難しく、負傷者リスト入りは避けられないことを理解しているはずだと述べている。このような状況は、ドジャースにとって新しいことではなく、むしろ自ら招いた結果であると強調した。
ドジャースのファンや専門家からの批判は、チームの将来に対する懸念を反映している。選手の負傷が続く中で、チームがどのように立て直しを図るのか、今後の動向が注目される。