映画『カクカクシカジカ』が公開からわずか2週間で、興行収入がわずか4億480万円に留まり、大赤字が確定したとの報道が飛び込んできました。観客動員数は30万人を超えたものの、公開規模が300館以上であることを考慮すると、この数字は大きな失敗を意味します。
製作費は推定で15億から20億円とされており、損益分岐点は50億から60億円とされる中、現状の興行成績では赤字を回避することは不可能です。特に、主演の永野芽郁さんに対する厳しい声が多く寄せられています。「永野が赤字分を補填すべき」という意見も出ており、彼女の不倫報道が影響しているとの指摘が多いです。
前作『働く細胞』と比較すると、その成績は一目瞭然です。『働く細胞』は公開3日で8.4億円、最終的には62億円を突破しましたが、『カクカクシカジカ』はその1/4以下の成績にとどまっています。制作スタッフは、「今回の成績は期待外れで、プロモーションにかけたお金や時間も無駄になった」と苦言を呈しています。
観客からの評価は決して悪くないものの、永野の不倫疑惑が影を落とし、観客動員に大きな打撃を与えています。大手映画サイトでも評価は3.8点、演技に高評価が寄せられているにもかかわらず、スキャンダルの影響で観客が遠のいていると言われています。
今後の展望については、興行成績がさらに厳しくなると予想されています。すでに上映本数は減少しており、最終的な興行収入は6.5億円から7.5億円にとどまる見込みです。映画業界内では、「この赤字を永野がどのように受け止めるのか」が注目されています。
映画『カクカクシカジカ』の成功を期待されていた永野芽郁さん。今後彼女のキャリアにどのような影響が出るのか、目が離せません。