中山美穂さんの息子、辻十斗さんが母親の死後初めて心の内を語り、彼女に抱いていた怒りや悲しみを明かしました。中山美穂さんは2024年12月6日に東京・渋谷区の自宅浴室で死亡しているのが発見され、多くのファンや関係者に衝撃を与えました。
中山さんは1980年代のトップアイドルであり、歌手や女優として広く知られていました。彼女は2002年に作家の辻成さんと結婚し、フランスで新生活をスタートさせました。その後、二人の間に生まれた息子が辻十斗さんです。しかし、2014年に両親の離婚が報じられ、中山さんは息子を捨てたとの批判を浴びることになりました。辻さんが親権を持つことになり、十斗さんは父親と共にフランスで生活することになったのです。
離婚後、十斗さんは母親の不在やメディアの報道に苦しみ、心に深い傷を負ったとされています。父親は、息子が毎晩テディベアを抱いて泣いていたエピソードを語り、十斗さんが母親を恋しがっていたことを明かしました。中山さんはSNSやインタビューで息子に会いたいという思いを繰り返し述べていましたが、実際にはほとんど接触がなく、二人の関係は絶縁状態にあったとされています。
十斗さんは自殺未遂の噂も流れましたが、その真相は不明です。確証がないため、あくまで噂の域を出ないとされています。しかし、彼の心の傷は計り知れないものでありました。中山さんの死を受けて、十斗さんは母親に対する複雑な感情を抱きつつ、その死を悼んでいる様子が窺えます。
中山さんの遺産についても注目が集まっています。彼女は多くのヒット曲を持つアーティストであり、著作権や印税収入は法定相続人である十斗さんに引き継がれる可能性が高いと見られています。離婚後も十斗さんは父親と共にフランスで生活し、大学に進学するなど順調な生活を送っているとのことです。
この母子の複雑な関係は、最後の瞬間に再会を果たしたことで、少しでも和解の兆しを見せたのかもしれません。中山美穂さんの死は、彼女のファンや関係者にとって非常に悲しい出来事ですが、十斗さんの今後の人生にも期待が寄せられています。彼を支える父親、辻成さんの活動にも注目が集まることでしょう。