大阪関西万博の開催初日、2025年の万博が注目を集める中、さまざまな問題が浮上しています。特に、お笑いタレントの有吉弘行氏が自身のラジオ番組で語ったエピソードや、YouTuber「これコレ」氏によるリアルなレビューが話題となっています。
有吉氏は、万博の開幕前に会場を訪問した際の印象を語りました。彼によれば、建設作業が進行中であり、作業員が電子タバコ「アイコス」を吸いながら作業している姿が見受けられたとのことです。「俺らが行ったときはまだ全然できてなかった」と彼は述べ、緊張感の欠如した現場の雰囲気を伝えました。これに対し、同席していた芸人も「間に合うのか」と心配していたということです。万博の華やかさが期待される一方で、工事の遅れや作業員の余裕のある姿勢が、観客に不安を与える要因となりました。
また、4月13日の開幕日には、YouTuberの「これコレ」氏が会場を訪れ、その感想をSNSに投稿しました。彼は、入場時の混雑や高額な飲食物、予約システムの不便さなど、万博の運営に対する厳しい批評を展開しました。特に、予約が取れなかった場合には何も見られないという状況が多くの来場者に影響を与えていることを指摘しました。これコレ氏は「行かなきゃよかった」という強い表現を使い、彼のレビューは多くのフォロワーの目に触れ、広がる可能性があります。
さらに、開幕日に大雨が降り、会場のシンボルである大屋根リングに雨漏りが発生したことも報じられました。この大屋根は世界最大級の木造建築物であり、雨漏りの発生は運営側にとって大きなショックとなりました。日本国際博覧会協会は、原因調査と修繕を進める意向を示していますが、今後の天候や安全対策に対する不安が残ります。
万博は、政府が2820万人の来場者を見込む大規模なイベントであり、経済効果も期待されています。しかし、開幕初日のトラブルが影響を及ぼし、特に海外からのイメージに対する懸念が高まっています。万博協会や運営側は、早急に課題を解決し、来場者の満足度を向上させる必要があります。今後の大阪万博が、期待される成果を上げるためには、より良い運営が求められるでしょう。