町田の黒田剛監督、次節の川崎戦に向けて報道陣からの質問に答えた FC町田ゼルビアの黒田剛監督は4月4日、次節の川崎フロンターレ戦に向けて報道陣からの質問に答えた。4月6日にホームで戦う相手の川崎はここまで7試合で3失点しかしていない。その固い守備について黒田監督は「監督も代わり、守備面もかなり整理された」と分析した。
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川崎の日本代表、高井幸大については「やっぱり代表に選ばれてすごく自信をつけている。まだ若い選手だけど、経験をしっかりと積んだことによって、もうチームのリーダーとして、ディフェンスの核として存在感を出してやっている」と高く評価する。
だが続けて「ただ、1人で守れるわけではない」「我々は我々の強みをもってきちんと対峙していきたいと思うし、あまり誰ということを意識することなく、自分たちの強みを出せることのほうに注力していきたい」と意欲を見せた。
昨シーズンは34失点、1試合平均約0.9失点とリーグ最少失点だった町田は、現在8試合で5失点、1試合平均約0.6失点と失点数を改善している。だがそれ以上に改善されているのは反則数。開幕から8節までに相手に与えた直接FKの数を調べると、2024年は120、2025年は100と20ポイント減少している。第8節のガンバ大阪戦に至っては、相手の半数だった。
このファウル数が減少している要因について問われた黒田監督は、反則が起きていた状況を分析して対応したことを明らかにした。「攻撃陣が帰陣してきたときのプレスバックでのファウルがすごく多かった。それをもうやめていこうと粘り強く」指導したという。
そしてファウルが起きていた原因は「(相手を)気にするタイミングが遅かったり、距離が離れていたり」したことだと結論づけ、映像などで確認して対処したことでG大阪の半数で終わることができたという。
黒田監督は「最後はチャレンジ&カバーを抜かりなく、彼ら(町田の選手たち)が施行してくれた。それが(G大阪の)枠内シュート1本、全部で(被シュート)4本ぐらいといった程度に抑えられた」と選手を讃えた。
一方で、「後半、危ないシーンもあった」と振り返る。「どうして(町田の選手たちが)疲弊をより早く促してしまったか、そういうふうに進めてしまったのかというところも含めて、攻撃のところにも問題があるし、ボールの保持のところ、ロストの仕方か、ピッチの使い方も含めて、まだまだやっぱり改善する余地はある」と反省は忘れない。
その問題を解決するために「相手の攻撃陣がどんどん代わってフレッシュになり背後を突かれてくると、そこの競争は避けたいと思うからラインもなかなか上がれなくなったりもする。だから、いい攻撃で終わること、いいボールの支配の仕方をすることによって、だいぶ軽減もできると思うので、そういうことも含めて今日はミーティングで話をしました」と対策を練ったことも語った。
水曜日から中3日の川崎戦は、疲労との戦いでもある。監督は「乳酸の溜まり具合も、疲労回復度も、育成年代とは違う難しさを感じます。どこのチームもおそらく同じ条件だと思うし、だからいる選手たちをしっかりとマネジメントというか、コントロールしながら(疲労を)しっかりと取り除いて、また新たな気持ちで臨みたい」と決意を語