◆米大リーグ ドジャース―ブレーブス(31日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が31日(日本時間4月1日)、本拠地・ブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。5点リードで迎えた8回1死の第5打席は4番手右腕・イグレシアスの前に見逃し三振に倒れた。フルカウントから21~22年にエンゼルスで同僚だった相手守護神の直球に手が出ず、今季初の1試合3三振だ。
この日のブ軍先発はG・ホームズ投手(29)だった。昨季先発、救援合わせて26登板の右腕と大谷は初顔合わせだった。初回先頭の第1打席では四球を選び、開幕6試合連続出塁としていた。3回先頭の第2打席、4回2死の第3打席は空振り三振だった。
6回1死の第4打席は3番手の41歳右腕・チャベスから四球だった。22年にはエンゼルスで同僚だった2人。続くベッツの打席で大谷は2試合連続となる今季2個目の盗塁も決めた。昨年11月に手術した左肩の故障再発防止のため、左手を地面に着かない“新スライディング”だった。
30日(同31日)は休養日だったが、東京シリーズから29日(同30日)までチームは開幕5連勝。開幕6連勝となれば、1958年に本拠地をロサンゼルスに移転させて以降では81年の球団記録に44年ぶりに並ぶことになる。大谷と同じ「MVPトリオ」のベッツは体調不良から完全復活し、28日(同29日)のタイガース戦でサヨナラ3ランを含む1試合2発。フリーマンは29日(同30日)の同戦まで2戦連発中と好調だったものの、昨晩に風呂場で足を滑らせたといい、右足首を負傷。この日は先発を外れる“緊急事態”に見舞われたが、チーム一丸で勝利をつかむ。