【話題】ミャンマーの地震M7.7の恐怖、現地の映像まとめ
2023年3月28日、日本時間の午後3時20分頃、ミャンマーでマグニチュード7.7の大地震が発生しました。震源地はインドに近い内陸部であり、津波の心配はないものの、震源が都市部に近いため、揺れによる被害が懸念されています。地元からの情報によると、震源近くでは大規模な余震も観測されており、さらなる被害の拡大が心配されています。
日本の気象庁の震度階級に換算すると、今回の地震は震度6弱から6強程度に相当すると考えられています。このため、ミャンマーの主要な都市、特に震源に近い地域では、建物の倒壊やインフラの損傷が報告される可能性が高いと言われています。また、震源から1000km以上離れたベトナムや中国の一部地域でも揺れが感じられたとの情報があります。
現地では、地震の瞬間を捉えた映像がSNSで広がっています。バンコクにいる人々からは、地震によって建設中の高層ビルが揺れる様子や、窓が割れる音が聞こえたという報告が相次いでいます。あるユーザーは、「映画のような恐怖を感じた」とつぶやき、別のユーザーは「40回以上揺れ続けて、死ぬ覚悟をした」と述べています。高層マンションの最上階にいた人々は、揺れの中で驚きと恐怖を感じたと報告しています。
多くの人々が避難所に集まる中、気温は37度を超え、厳しい環境下での避難生活が続いています。あるカフェでは、スムージーを配る善意の行動も見られる一方で、避難指示に従わない人々もおり、混乱が生じている様子も伝えられています。
日本でも、地震の影響を受けて震度の観測が行われ、専門家たちは今後の余震や被害状況に警戒を呼びかけています。ミャンマー政府は、被災地の状況を把握し、適切な支援を行うことが求められています。
この地震による人的被害が最小限であることを願いつつ、今後の情報に注目が集まっています。地震の影響を受けた地域の安全と、一刻も早い復旧を祈るばかりです。