和田アキ子が北口榛花選手に対する不適切な発言に対し、謝罪を行ったものの、芸能界引退の声が高まっている。発言が波紋を呼んでいる背景には、8月11日に放送された情報バラエティ番組「アッコにおまかせ!」での出来事がある。この番組では、パリオリンピック陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口選手の活躍が取り上げられていた。しかし、和田は競技中の北口選手の様子を見て「なんかトドみたい」と発言したことが問題視された。
和田の発言は瞬く間にSNS上で拡散され、多くの批判を浴びることとなった。視聴者からは「失礼すぎる」「もう見たくない」といった厳しい声が寄せられ、彼女の発言がいかに時代にそぐわないものであるかを浮き彫りにした。特に、北口選手が競技中に寝そべっていた理由が身体のポジションを保つためであることや、エネルギー補給のためにカステラを食べていたことが報じられる中、和田の発言はさらなる炎上を招いた。
和田は8月17日に自身のラジオ番組で謝罪し、「不適切な発言をしてしまい、北口選手や関係者の皆さんに不快な思いをさせた」と述べた。しかし、この謝罪がネット上の批判を収束させるには至らず、引退を求める声は依然として強まっている。広告関係者は、和田の発言がもたらすリスクと、彼女が抱える影響力の問題についても触れ、今後のテレビ業界における発言の重要性を強調した。
和田アキ子は昭和から続く大御所タレントとして知られているが、時代に合った感性を持つことが求められる現代において、彼女の発言がどのような影響を及ぼすのか、今後の動向が注目される。