元タレントの中居正広が、フジテレビから約100億円の損害賠償を請求される可能性が浮上しています。27日に行われたフジテレビの再会見で、遠藤竜之助副会長は中居に対する法的措置について「可能性はゼロではない」と発言しました。この発言は、彼が所属していた芸能界における不祥事の影響を受けていることを示しています。
中居は今月23日、ファンクラブ向けの有料サイトで芸能界引退を表明しました。謝罪の言葉を述べつつ「こんなお別れで本当にごめんなさい」と綴り、37年間の芸能生活に幕を下ろしました。しかし、彼の引退にも関わらず、騒動は収束せず、むしろ加熱しています。
27日の会見では、経営陣が約10時間にわたって質疑応答を行い、中居に対する損害賠償の可能性についても質問が飛び交いました。エド副会長は「第3者委員会の結論が出ておりませんので、今のところまだ考えていない」と述べましたが、結果次第では賠償請求の可能性があることを示唆しました。
法律の専門家によれば、第3者委員会が中居に過失があると判断すれば、フジテレビは何らかの対応を求める可能性があります。中居が行った行為が刑事事件に該当するのか、あるいは民事的な問題なのかによって、賠償額は大きく異なるとされています。
また、フジテレビにも相当な責任があるとされ、特に女性が被害を訴えていたにも関わらず中居を番組に起用し続けていたことが、問題視されています。この騒動の影響で、中居は経済的な危機に直面しており、資産が一瞬にして蒸発する可能性もあります。
現在、中居は引きこもり生活を続けており、親族や知人が24時間体制で彼を見守っています。中居の近況について、週刊誌の取材から明らかになったのは、かつて交際が報じられたダンサー系振り付け師の女性が彼のサポートをしているということです。彼女は中居の親族や友人からも支持を受けており、彼を一人にはさせないように心を砕いているとのことです。
一方、今回の騒動に関連して、Aプロデューサーに不倫問題も浮上しています。彼は同じテレビ業界で働く30代女性と不倫関係にあったとされ、これが中居の問題に拍車をかける形になっています。
中居正広の不祥事は、テレビ業界全体を巻き込む大騒動となっており、今後の展開が注目されます。彼の説明責任は果たされていないため、世間の疑問も高まるばかりです。この騒動の収束にはまだ時間がかかると予想されており、関係者の動向が気になるところです。