残された最上あい氏、国が遺族のために給付へ
最上あい氏の遺族に対する国からの給付金が、最低でも1060万円に引き上げられることが決定しました。この改正は、犯罪の被害者やその遺族への支給を目的としたもので、11日に閣議決定されました。新たな改正法令は、今月15日から施行され、それ以降に発生した犯罪被害が対象となります。
具体的には、被害者の収入を基に年齢に応じた基礎額が算出され、さらに被害者と生活を共にしていた遺族の人数に応じた倍数が掛け合わされます。これにより、亡くなった被害者に収入がなかった場合には給付額が少なくなる傾向がありましたが、今回の改正により、被害者に生活を共にする遺族がいない場合の基礎額の最低額が6400円に引き上げられます。この改正は、公害健康被害保障制度における独自の給付水準と同等に合わせたものとされています。
ネット上では、この改正に対する様々な反応が寄せられています。「子供の生活再建のためにも必要なお金」といった意見や、「遺族に渡されるべきもの」という意見が見られる一方で、「こんなゴミに払うな」といった厳しい声も存在します。中には、「婚約者がもらえるのはおかしい」といった批判的な意見もあり、給付金の受取に関する議論が続いています。
この改正により、遺族の生活が少しでも支えられることが期待されていますが、果たしてその支給が適切に行われるのか、今後の動向が注目されます。