29日夜、きのこ生産大手「ホクト」の長野県上田市にある工場から火が出て、現在も消防による消火活動が続いています。警察によりますと、けが人や連絡が取れなくなっている人はいないということです。
警察によりますと、29日午後8時半ごろ、上田市塩川にあるきのこ生産大手「ホクト」の上田第一きのこセンターから火が出ました。
消防車両30台あまりが出動し消火活動にあたっていますが鉄骨2階建ての工場1棟が燃えていて、出火からおよそ16時間たった現在も火は消し止められていません。出火当時、工場内に従業員はいなかったとみられ、警察によりますと、けが人や連絡が取れなくなっている人はいないということです。「ホクト」によりますと、上田第一きのこセンターは、延べ床面積が2万70平方メートルで、ブナシメジを生産していて一日の出荷量はおよそ10トンにのぼるということです。現場はJR上田駅から8キロあまり離れた場所で、消防が引き続き消火活動にあたるとともに警察が出火の原因などを調べることにしています。