静岡県で突風が発生し、228棟の屋根が飛ばされるなどの被害が出ました。本日、現地調査が行われます|TBS NEWS DIG

静岡県で突風が発生し、228棟の住宅が屋根を失うなどの深刻な被害が報告されました。5日午後8時の時点で、牧の原市では突風によって多くの住宅が影響を受け、地元の病院には約30人が怪我の治療を受けに訪れました。静岡空港の駐車場では、多くの車両が水没し、広範囲にわたって停電が発生しています。

 

突風による被害は牧の原市だけでなく、八津豆津市、掛川市、吉田町でも確認されており、静岡地方気象台は現地調査を実施する意向を示しています。県の発表によれば、床上および床下浸水の被害は合わせて24件に達しており、住民たちは復旧の見込みが立たない中、ロウソクを用意して一夜を過ごす様子が見受けられました。

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住民の一人は、冷蔵庫の中の食材が心配だと語り、困難な状況にもかかわらず元気を保とうとする姿勢を見せています。突風の影響で倒れた電柱や損壊した住宅の状況は、地域の復旧作業に大きな影響を与えており、今後の対応が急務とされています。

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気象台は、今後の気象状況についても注意を呼びかけており、住民に対して安全確保を最優先にするよう促しています。静岡県内の状況は依然として厳しく、今後の情報に注意が必要です。