SNSを全削除して逃げた男!全米オープンテニスで子供からカミル・マイクシャクの帽子を奪った男の正体が明らかに。実は彼はポーランドの億万長者で、会社もろとも大炎上してしまった。

全米オープンでの衝撃的な事件が波紋を呼んでいる。ポーランド出身のテニス選手カミル・マイクシャクが試合後、子供のファンに帽子を手渡そうとした瞬間、その帽子を大人の男性が奪い取る様子がカメラに捉えられ、SNSで急速に拡散された。この男性は、ポーランドの億万長者であり、企業のCEOであるピオトル・シュチェレクであることが判明し、彼の行為は大炎上を引き起こしている。

 

事件は、全米オープンの観客席で発生した。マイクシャク選手は、試合に勝利した後、サインを求めるファンに囲まれ、子供に帽子を渡そうとしたが、その直後にシュチェレク氏がそれを横取りし、素早くバッグに隠す様子が映し出された。この行為に対し、ネットユーザーたちは激怒し、シュチェレク氏の身元を特定。彼がポーランドのテニス連盟のスポンサーであることも明らかになった。

 

マイクシャク選手は、後にSNSでこの件に触れ、「帽子が少年に渡らなかったことに気づかなかった」と投稿し、少年を特定するための協力を呼びかけた。最終的に、少年は無事に特定され、マイクシャク選手から帽子と記念品が送られることとなった。

Grown man blasted snatching Kamil Majchrzak hat from a little kid at the US Open | piotr szczerek - YouTube

一方、シュチェレク氏はSNSアカウントを全て削除し、逃亡する形となった。ポーランド国内では、彼に対する批判が殺到しており、「恥知らず」「泥棒」といった厳しい言葉が並んでいる。ユーザーの中には、「こんな人間がCEOであれば、顧客として利用することは絶対にない」といった意見も多く見られ、企業の信用も失われる事態に発展している。

 

この事件は、観客席でのボールやグッズのやり取りがコンテンツとして注目されている中で、特に大きな反響を呼んでいる。スポーツイベントにおけるこうしたやり取りは、しばしばSNSで拡散され、批判や賞賛の対象となる。今回の事件も、その一例として広く知られることとなった。

 

シュチェレク氏の企業は、ポーランド国内でトップの業界を持つが、今回の騒動により信用が一瞬で失われる結果となった。帽子一つの行為が、彼のキャリアに大きな影響を与えることは間違いない。今後、彼がどのようにこの騒動に対処するのか、注目が集まる。