岐阜県各務原市から感動のニュースが届きました!生まれつき左手の指がない中学生、横山春得選手(14)が、野球の“二刀流”として活躍しています。彼は、障害を乗り越え、チームの主力として日々奮闘している姿が多くの人々に勇気と感動を与えています。
横山選手は、幼少期から兄姉の影響で野球を始めました。彼の挑戦は決して容易ではなく、指がないという現実に直面した際、彼自身も不安を抱えました。しかし、彼は「他の子と違うけど、そんなに違うとは思っていない」と語り、前向きな姿勢を崩しません。小学3年生で地元のスポーツ少年団に参加し、義手を使いながらも練習を重ねてきました。
現在、春得選手はボーイズリーグ甲南ボーイズでエースを任され、試合では3番バッターとしても活躍しています。特注のグローブを使用し、ピッチャーとしての腕前も磨き続けています。彼は、左手の指がないからこそ、逆に自分のスタイルを確立し、周囲からの期待に応えています。
先日、彼が出場した全国大会予選では、緊張の中でも2者連続三振を奪うなどの好投を見せましたが、残念ながらチームは初戦で敗退。しかし、春得選手は「負けてしまったけど、仲間と一緒にできることが嬉しい」とコメントし、次への意欲を示しました。
彼の姿は、ただの野球選手ではなく、多くの人々に希望を与える存在です。今後も彼の活躍から目が離せません。横山春得選手の挑戦は続きます。