共産党が賛成党の議員を訴えた結果、思わぬ逆風に直面している。今回の騒動は、賛成党のひ樹木議員がSNSに投稿した内容に端を発する。彼は、共産党員によって多くの仲間が残虐に殺害され、今も恐怖心が拭えないと述べた。この発言に対し、神奈川県委員会は名誉毀損を主張し、8月13日に神奈川県警に告訴した。
しかし、この訴訟がネット上での反発を招く結果となった。多くのユーザーが共産党の過去の行動に疑問を投げかけ、特に彼らが過去に関与した暴力事件が再び注目を集めることとなった。元市長でジャーナリストの門田高正氏が指摘したように、共産党の暴力革命時代の事件や、宮本健二スパイ事件などが掘り起こされ、賛成党の主張を裏付ける形となった。
特に1950年代に発生した「白鳥事件」や「練間事件」は、共産党が関与した実際の殺人事件としてネット上で拡散されている。これらの事件は、共産党の暴力革命路線の一環として歴史に刻まれており、今回の訴訟が逆に共産党の過去を再認識させるきっかけとなっている。
共産党は名誉を守るために訴訟に踏み切ったと主張しているが、実際には過去の暴力行為を自ら掘り返す結果となり、自爆とも言える展開を迎えている。今回の騒動は、共産党が言論を抑圧しようとする姿勢を浮き彫りにし、政党としての信頼性を揺るがす事態となっている。
ネット上では「共産党は過去の教訓を無視している」「今も暴力集団である」といった厳しい声が上がっており、国民の間で共産党に対する不信感が高まっている。特に、賛成党の議員が元警察官であることもあり、事実に基づく主張だった可能性が高いとされている。
この騒動は、共産党の本質を浮き彫りにする絶好の機会となり、今後の政治情勢にも影響を与える可能性がある。国民は、過去の暴力行為や現在の言論弾圧に対する警戒を改めて強める必要があるだろう。