タレントの壇蜜さん(44)が、子供を持たないことに対する厳しい風当たりに直面している。文化放送の「大竹誠ゴールデンラジオ」に生出演した彼女は、人口減少や少子化問題について語り、特に自身の状況に対する批判の声に心を痛めている様子を見せた。
この日は、パーソナリティの大竹誠が白内障手術で休んでいるため、壇蜜さんと太田秀明がメインを務めた。番組では、日本や隣国の韓国、中国における人口減少の影響が議論され、労働力不足を補うために外国人労働者が増加している現状が紹介された。
壇蜜さんは、子供を持たない選択について、「産まないならその分働いて税金を納めるべき」との意見に直面し、ネット上では「被告民」との厳しい言葉が飛び交うなど、彼女に対する風当たりは厳しい。視聴者からは「人間関係をリセットした方がいい」とのコメントも寄せられ、彼女の心情を察する声が上がっている。
一方で、壇蜜さんの健康を気遣う意見もあり、「命があってくれればいい」との温かい声もある。少子化問題に対して国が対策を講じようとしている中、彼女が抱えるプレッシャーは計り知れない。壇蜜さんは、現代の社会において「産まない選択」が軽んじられることに対して、強い思いを抱いているようだ。
この問題は、彼女一人のものではなく、社会全体が直面している深刻な課題である。今後の展開に注目が集まる。