名古屋市立の小学校教員が、女子児童の下着を盗撮し、その画像をSNSで共有したとして逮捕されました。逮捕されたのは、名古屋市に勤務する教員の森山裕二容疑者(年齢不詳)で、警察の調べによると、彼は学校のデジタルカメラを使用して盗撮を行い、その画像を自身が立ち上げたSNSのグループチャットで共有していたとされています。
森山容疑者は、児童の日常や保護者への連絡を担当する学校の政策を約3年前から担当しており、その中で撮影も行っていました。このような立場を利用して、彼は不正な行為に及んだと見られています。教育委員会は、森山容疑者が勤務する小学校の児童を対象に、少なくとも1学期の間にスクールカウンセラーとの面談を実施する方針を示しました。また、校内に隠しカメラが設置されていないか、第三者による再捜索も行う予定です。
この事件は、教育現場における信頼の根幹を揺るがすものであり、地域社会に衝撃を与えています。警察は、さらなる情報収集を進めており、今後の捜査に注目が集まっています。森山容疑者は現在、取り調べを受けており、今後の法的措置についても検討される見込みです。教育現場での安全確保が求められる中、同様の事件が二度と起こらないよう、さらなる対策が必要とされています。