二宮和也が42歳の誕生日に自身の新書『独断と偏見』を発表し、その内容が芸能界に衝撃を与えています。この本の中で、彼は旧ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏に対する謝罪を求める発言をし、特に松本潤との関係の悪化についても言及しました。二宮さんは、ジャニー氏の問題が自身の独立の決断に大きな影響を与えたと明言し、これまでの恩義に対する裏切りの感情があったことを示唆しました。
二宮さんの発言は、彼が松本潤との関係が冷え込んでいることを認め、特に2019年の結婚発表以降、メンバー間に亀裂が生じたことを示しています。彼の結婚が他のメンバーからの反発を招き、特に松本さんは二宮さんの結婚に対して祝福のコメントを出すことを拒否したと報じられています。この出来事は、嵐のメンバー間に見えない壁を作り出し、二宮さんが孤立する原因となったという見方が強まっています。
また、二宮さんは独立後に自身の活動に対する不安を語り、家族との時間を最優先にする姿勢を強調しました。彼の妻であり元フリーアナウンサーの伊藤彩子さんは、現在専業主婦として二人の娘の子育てに専念しており、二宮さんは家族との時間を大切にするために仕事の優先順位を変えたとされています。
一方、嵐の活動再開に関する期待も高まっていますが、NHK紅白歌合戦への出場問題が影を落としています。ジャニー氏の問題を受け、NHKは旧ジャニーズ勢の出場を拒否しており、今年の紅白では44年ぶりに旧ジャニーズ勢が出場しないという異常事態が発生しました。しかし、嵐の復活が実現すれば、NHKにとっては大きな目玉となることは間違いありません。
二宮さんの発言や行動は、今後の嵐や日本のエンターテインメント界にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。彼が選んだ道と、嵐というグループの未来がどのように交差するのか、私たちはその行方を見守るしかありません。