芸能界の矛盾が浮き彫りになっている。先日、田中圭がバラエティ番組に復帰し、笑いを取った一方、永野芽郁はメディア露出を避け、事実上の活動休止状態にあることが明らかになった。5月21日に放送された『千鳥の鬼レンチャン』では、田中が全力でダンスを披露し、観客の拍手と笑いを誘った。彼は、過去の不倫疑惑にもかかわらず、好感度の高いキャラクターで知られているため、復帰に対して比較的好意的な反応を得ている。
一方、永野芽郁は、映画主演中にも関わらずメディアから姿を消している。彼女は、主演映画『クカクしかジ』の初日舞台挨拶でもメディアに登場せず、レギュラーラジオやテレビ出演も激減している。特に、5月15日に放送された『突破ファイル』では、ほぼ無名の状態での登場となり、その異常な状況が注目を集めている。
芸能界における男女差別とも取れるこの状況に、視聴者やファンからの疑問が上がっている。「なぜ男性は復帰できるのに、女性は消えてしまうのか」という声が広がっている。田中圭は元々好感度が高いとされ、世間の認識とのズレが少ないために、復帰が受け入れられやすかったとの見方もある。逆に、永野芽郁は「裏切った感」が強く印象付けられ、より厳しい目で見られていると言われている。
このような状況に対し、芸能人としてのけじめを求める声もあり、事務所の対応が問われている。男女の扱いの違いは明らかであり、同じスキャンダルでもこのように異なる反応があることから、芸能界の矛盾が浮き彫りになっている。観客やファンは、期待と失望の間で揺れ動いており、今後の彼らの動向に注目が集まる。