仙台でのミュージカル「キャッツ」初日、12年ぶりの公演にファンが殺到
仙台において、劇団式の名作ミュージカル「キャッツ」が12年ぶりに初日を迎え、多くのファンが会場に集まりました。開演前から長い列ができ、開演までの時間を待ちきれない様子が見受けられました。
今年で日本での上演42年目を迎える「キャッツ」は、仙台の東京エレクトロンホール宮城で特別なパフォーマンスを披露します。今回の公演には、東京から駆けつけたファンも多く、彼らは新たなキャストによるパフォーマンスを心待ちにしている様子でした。「猫の踊りや歌、語りなどが楽しみです」と一人のファンは興奮を隠せませんでした。
公演会場のロビーには、フォトスポットが設けられ、記念撮影を楽しむファンが行列を作っていました。一人のファンは「朝5時に起きて、ミストフェリーズという猫が好きです。彼のダンスが見せ場になっており、そこがとても魅力的です」と語りました。また、限定グッズを求める長い列もできており、仙台公演の特別なアイテムに対する期待が高まっています。
「キャッツ」は、都会のゴミ捨て場で逆境に負けずに生きる24匹の猫たちの物語を描いた作品です。これまでの公演回数は1万1000回を超え、観客動員数は1100万人に達しています。仙台では2003年と2013年に上演され、約25万人がこの名作を楽しみました。
今回の仙台公演は8月20日まで続き、ファンにとって特別な体験となることが期待されています。12年ぶりに戻ってきた「キャッツ」は、再び多くの人々に感動を与えることでしょう。