元ジャングルポケットのメンバー、斎藤慎二さんが昨年7月に東京・新宿区で20代の女性に対する性的暴行の疑いで書類送検され、3月26日に在宅起訴されたことが明らかになりました。事件の詳細や、彼の家族の状況、元相方たちとの関係についての情報が続々と報じられています。
在宅起訴とは、逮捕や勾留を受けずに訴追される手続きで、斎藤さんはこのケースにおいて逮捕されることはありませんでした。警視庁や検察の判断によれば、逃亡の恐れや証拠隠滅のリスクが低いと見なされ、在宅での捜査が続けられたとされています。事件は2023年7月、都内のロケバスの中で発生し、被害者が警視庁に相談したことで捜査が始まりました。斎藤さんは調査に対し容疑を認めており、当時はバラエティ番組やCMに出演中でしたが、その後吉本工業との契約が解除され、実質的に芸能活動を停止しています。
一方、斎藤さんの妻、瀬戸沙織さんに関しても注目が集まっています。2023年の不倫疑惑の際には、夫の浮気を覚悟して結婚したとコメントしていましたが、最近彼女のInstagramから「パパ」という表現が削除され、離婚の危機が囁かれています。生活面での不安も指摘されており、夫の問題による影響が懸念されています。
また、元相方の太田博久さんとおたけさんは、斎藤さんとの連絡を一切断っており、彼の名前を口にすることすら避けています。この状況に対して、ファンの間では復活を望む声と厳しい拒否の声が交錯しています。おたけさんは、斎藤さんからの電話に出ない理由として、何を話せばよいのかわからないと語っており、かつての仲間としての複雑な感情が伺えます。
斎藤さんが起訴された事件は、今後の裁判でどのように進展するのか、特に懲役や執行猶予の判決がどのようになるのかが注目されています。現在、被害者側との間での示談が成立していない可能性が高く、その結果によっては長期化することも懸念されています。被害者は「許すことはできない」との強い意志を示しており、今後の裁判においてはその感情が重要な要素となるでしょう。
この事件は、芸能界におけるスキャンダルの範疇を超え、社会問題としても大きな注目を集めています。斎藤さんが今後どのようにメディアに登場し、何を語るのか、その動向は引き続き注視されることでしょう。家庭や相方たちとの関係の行方も含め、事件の影響は広範囲に及ぶことが予想されます。