人気歌手のいしだあゆみさんが、2023年3月11日に76歳で永眠したことが報じられました。彼女は甲状腺機能低下症により、東京都内の病院で亡くなりました。いしださんは1964年にデビューし、「ブルーライト横浜」のヒットで名を馳せましたが、晩年は健康問題や精神的な苦悩に直面していました。
近年、彼女は異常なまでの激痩せや奇行が報じられ、精神的な問題が懸念されていました。かつては華やかなアイドルとして活躍していたいしださんですが、過去の生活習慣が影響したのか、体調は次第に悪化していきました。睡眠薬の乱用や不規則な生活が彼女の健康に悪影響を及ぼしたとされています。
いしださんは、2011年に母親を亡くした後も、被災地を支える活動を続け、「芸能活動を死ぬまでやりたい」と語っていました。しかし、仕事の情報は少なく、体調を心配する声が高まっていました。2019年春にはテレビドラマ「安らぎの時道」に出演が決定しましたが、これが最後の映像作品となりました。
いしだあゆみさんは萩原健一さんとの離婚後、再婚せず、子供もいなかったため、遺産の行方については不明です。彼女の死は多くのファンにとって悲しいニュースであり、昭和を代表する歌手としての功績を改めて振り返る機会となっています。心よりご冥福をお祈りいたします。