【札幌ドーム】ゴール後に3m下のコンクリートへ“転落”
札幌ドームで開催されたサッカーの試合中、Jリーグのフォワード小屋選手がゴール後に3メートル下のコンクリートに転落するという事故が発生しました。試合は、札幌が相手チームに対してダメ押しの3点目を奪った場面で起こりました。小屋選手は、ゴールを決めた後、興奮したチームメイトに追いかけられながら観客席に向かって走り出しましたが、ゴール裏の看板を飛び越える際に不運にもコンクリートの地面に落下してしまいました。
観客やチームメイトは一時的に心配そうに見守っていましたが、小屋選手は約1分後に笑顔でピッチに戻ってきました。試合後、彼は自身のSNSで「無事です」と報告し、落下の際の高さについて「段差がありすぎた」とコメントしました。さらに、彼は「約3メートルくらいの高さがあったようなボードを乗り越えたら、もっと高かった」と語り、天然芝の厚みを感じさせる発言もありました。
札幌ドームでのゴール裏への落下事故は、過去にもいくつかの事例が報告されています。2009年3月8日には、コンサドーレ札幌の試合で仙台の選手が同様の事故を経験し、2019年3月9日にもアンデルソン・ロペス選手がゴール裏に落下するという事故が発生しています。これらの事例を受け、ファンや選手からは安全対策の強化を求める声が上がっています。
小屋選手の無事が確認されたことは幸いですが、今後の試合においてはこのような事故が再発しないよう、関係者による安全対策の見直しが求められるでしょう。サッカーの熱気と興奮が高まる中、選手たちの安全が最優先事項であることを改めて考えさせられる出来事となりました。