大谷(右)をそばで支え続けてきたはずの水原一平氏だったが…
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)が、銀行欺罪などに問われている元通訳の水原一平被告(39)に対して新たな裁判を起こした。
米メディア「ジ・アスレチック」が日本時間28日に報じた内容によると、大谷は当局が水原被告から押収したスポーツカードの所有権を取り戻すための審理を求めたといい、審理は認められ、12月20日に予定されているという。
水原被告は2021年11月ごろから今年3月ごろにかけ、違法スポーツ賭博で負けた額を取り返すため、大谷選手の口座から約1659万ドル(約25億円)を盗み、胴元側に不正に送金した罪の疑いがかかっている。不正送金とは別に転売目的でのeBayとWhatnotのサイトで約32万5000ドル(約4927万円)分もの、大谷の野球カードを大量に購入したことが分かっている。
大谷サイドは水原被告が購入したカードは自身の口座から支払われたもので、所有権は大谷にあると主張している。