ジャングリア沖縄のオープンから1ヶ月が経ちました。現在の状況はこちらです…

沖縄の新テーマパーク「ジャングリア」が開業から1ヶ月を迎え、その現状には厳しい声が多く上がっています。特に、来場者からは「課金しなければ楽しめない」という不満が目立ち、公式サイトからの通常チケット購入では人気アトラクションの整理権を手に入れることが極めて困難な状況です。現在、JTB限定の15分前ありパックイン制度や、数ヶ月前から完売しているプレミアパスを利用しなければ、アトラクションを楽しむことはほぼ不可能となっています。

一般の来園者は、オープン時間に入園しても整理券が完売しているため、200分から300分の待ち時間を強いられることが多く、結果的に1日で1つのアトラクションしか楽しめなかったという声も少なくありません。さらに、快適に楽しむためには全プレミアパスを取得し、食事や駐車料金を含めると総額約4万円が必要とされ、沖縄旅行に不可欠な飛行機や宿泊費を考慮すると、他の観光施設と比較してコストパフォーマンスが見合わないとの指摘も多く寄せられています。

施設面でも課題が浮き彫りになっています。アトラクションの数が限られている上、150cm以上の身長制限があるため、女性や子供が楽しめる幅が狭いという意見が多く聞かれます。また、万博のキャラクターのようなメインキャラクターが存在しないため、グッズやお土産に魅力がなく、何も買うものがないという声も目立っています。

運営側は午後3時以降の入場を促すアフター3チケットや、県向けの特別チケットの導入など新たな試みを打ち出していますが、根本的な混雑緩和の問題は依然として解決されておらず、一般層が満足できるテーマパークになるのは当分先だという見方が大半です。現状の「ジャングリア沖縄」は、課金をしなければ楽しめない場所であり、一般的な来場者が気軽に楽しむにはまだハードルが高い状況にあります。

観光客の選択肢としては、沖縄の他の観光地に流れることも無理はなく、このままでは沖縄の新たな目玉施設として機能するのは難しいかもしれません。ネット上でも「全て課金して初めて楽しめる感じ」「沖縄の観光地としての魅力が薄れている」といった厳しい意見が寄せられています。ジャングリア沖縄の今後の動向に注目が集まります。