YOSHIKIの弁護士が著作権問題に関する真相を明らかにし、SNS上で大きな反響を呼んでいる。弁護士の気藤正氏は、25日までに自身のXアカウントを更新し、AXJAジャパンのYOSHIKIとテレビアニメ「ダンダンオメグル」に関する騒動についての見解を述べた。
気藤氏は、22日にYOSHIKIが「ダンダン」の劇中歌「ハンティングソウル」の著作権に関して問題を提起した件について、同アニメ制作委員会が謝罪したことに触れた。彼は自身の意見として、YOSHIKI氏側の国内外の権利が侵害されていると考えているとし、謝罪に対する事前の説明が不足していたことが問題であると指摘した。さらに、著作者への配慮が欠けていたことも問題視した。
気藤氏は、今後の漫画制作において国際標準を意識する必要があると強調し、日本の漫画とアニメの国際化に向けた取り組みが重要であると述べた。彼は、国際標準に基づく制作方法が求められる一方で、これは漫画そのものの内容を指すものではなく、制作手法の改善を意味すると説明した。
この発言に対し、SNS上では様々な反応が寄せられた。批判的な意見も多く、気藤氏の意見が過剰であるとの指摘や、国際基準を持ち出すことに対する違和感が表明された。また、アニメ制作委員会が謝罪を行ったにもかかわらず、更なる発言をするスタイルに対する疑問も上がった。
一部のコメントでは、気藤氏の発言が逆に炎上を招く可能性や、日本の制作環境が厳しい中での国際基準の導入に対する懸念が示された。特に、著作権問題が浮上した際には騒動が大きくなることが避けられないとの見解もあった。
気藤氏の発言は、日本の文化が国際的に評価されるためには、制作過程において法的な配慮が必要であるという意義を持つ。しかし、国内ファンからの反発も強く、今後の展開に注目が集まっている。